英国ロンドンで、日本からの観光客のお世話をする『現地係員』というお仕事をしている元海外添乗員。仕事・趣味や日常の事など言いたい放題、書き放題な自己満足ブログです。
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007年07月18日 (水) | 編集 |
皆様、お久しぶりです。

取りあえずの所は私の仕事(役目)は終了し、昨日お客様と一緒にロンドンに戻って参りました。

お客様は明日19日の便で日本に帰られるので、今回の事が完全に終了した訳では無いのですが、私が今回どんな内容の緊急の仕事だったのかは、皆さんが知りたい事だと思いますので、包み隠さずに正直に書きたいと思います。

私が緊急出動を命じられたのは先週の12日、木曜日の朝9時前でした。

その前日にツアーにご参加のお客様が急にこちらのイギリスで亡くなられました。

時間外緊急電話の担当者と添乗員、あと日本サイドや主催旅行社が夜中ずっとやり取りをしていて、情報もまだはっきりしないまま、とにかく私は亡くなられたお客様の宿泊されていたホテルに向かいました。

どうやら母・娘でご参加だったお母様が急逝されたので、娘様が独りで淋しい思いいをしているので、一刻も早くとにかく現地へ行くようにと。

場所はグロースター(Gloucester)という町で、ロンドンからだと特急で約2時間半の所です。

現地に向かう特急の中で、私自身もいろんな事がグルグルと頭の中で廻ります。自分の両親も高齢の域に入ってきて、とても他人事とは思えないし、また急にお母様を失った娘様に、どうお声をお掛けしたら良いのだろうかなどあれこれ考えていました。

特急に乗ってる間にも、私は直接病院に行くようにとか、いや、やっぱりホテルに行くようにとか、オフィス側も混乱していました。
最終的には病院でお母様のご遺体と面会された娘様がホテルに戻っているらしいという事で、駅からホテルにタクシーで向かいました。

まずはフロントで、私がロンドンからお手伝いに来た事を告げ、娘様のお部屋に案内して頂きました。そして部屋をノックし、ドアを開けて下さった娘様にご挨拶をしました。

娘様は非常に落ち着いておられました。
部屋には亡くなられたお母様のスーツケース、お母様が寝るはずだったベッドがきれいなまま。。スーツケースの主はもういらっしゃらない。。私の方が涙しそうになりました。。。

話をお伺いすると、お母様は64歳、ずっとお元気だったのに(持病があったとか高血圧気味だったとかも全く無く)夕食を食べている最中に急に頭痛を訴えたそうです。そして、スグ気分が悪いと訴え、娘様がお母様を抱えてトイレに連れていく最中にもう意識が遠退きはじめ、ホテルが救急車を呼んで病院に運ばれたのですが、(ホテルから病院迄はたったの10分、救急車だったら5分かな)そのまま息を引き取られたそうです。全くお元気だったお母様が不調を訴えられてから、たったの3~4時間です。
病院の診断は脳卒中でした。

翌金曜日は娘様と病院に行き、死亡診断書を貰ってからグロースターの町の登記所で正式な死亡証明書を発行してもらいました。この正式な届けと証明書が無いと、この後のお母様を日本へ帰す手続きが進みません。
その後の一切の手続きは保険会社さんにお任せすることになりました。

金曜日の夜、日本からのご遺族(娘様の弟さんと妹さん)がホテルに到着されまして、週末に入ってしまうので、こちら側(イギリス)は何も動かない事、そして日曜日にお母様と面会していただける旨をお伝えしました。

本当はこの宿泊ホテルは週末は予約が一杯で、空いているお部屋が無かったのですが、ホテルのマネージャーさんのご配慮で、従業員専用のお部屋を提供して頂き、その後の宿泊代も全て無料にしてくださいました。
マネージャーさんも色々と気遣ってくださり、食欲のない(もちろん)娘様のお部屋にサンドイッチやフルーツを届けてくださったり、いつでもレストランを利用していいからとおっしゃってくださいました。

日曜日、はるばる日本から駆け付けてきた弟さんと妹さんがやっとお母様と対面出来ました。お母様が眠ってらっしゃるお部屋の入り口まではご一緒しましたが、私は外の待合室で待って居ました。
弟さんと妹さんもやっとお母様に会えて、安心した、胸のつっかえが取れたとおっしゃいました。

今度はお母様を日本に返す手続きが、周が明けた月曜日からしか動かないので、ご兄弟3人いらっしゃるし取りあえずのところ私は一旦ロンドンに戻りました。

すみません、すごく長くなってしまいますので、続きは明日書きたいと思います。






コメント
この記事へのコメント
そうだったのか。
緊急っていう響きから、お客さんが入院して付き添ってるのだと勝手に想像していたよ。
大変だったね、気持ちも色々揺れた事でしょう。
貴女もゆっくりしなされ。
2007/07/18(Wed) 20:25 | URL  | bagu #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2007/07/19(Thu) 12:52 |   |  #[ 編集]
baguさん

お気遣い有難うございます。
ゆっくり休みたいんだけど、そうもいかないので、稼げる時に稼がなければね。
有給休暇のある人が羨ましいですわ。こっちは年中、無休休暇は取り放題ですからね。
2007/07/19(Thu) 18:53 | URL  | たまねこ #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。