英国ロンドンで、日本からの観光客のお世話をする『現地係員』というお仕事をしている元海外添乗員。仕事・趣味や日常の事など言いたい放題、書き放題な自己満足ブログです。
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2008年01月17日 (木) | 編集 |
もうあれから13年が経つのですね。

13年前の今日1月17日、私はまだ日本で添乗員をしておりました。

私の実家は南大阪にありますが、1995年の1月17日の“阪神淡路大震災”の“揺れ”を私は知りません。。。と言うのも、私は前日の1月16日に“ロマンチック街道とスイス・パリ”のツアーに出発しておりました。

広島からの大学生のグループ10名程と大阪のOLさん達の若者ばかりでした。

飛行機でフランクフルトに着き、ドイツの“ハイデルベルグ”という街のホテルで一泊していたその日の夜、日本では既に“大地震”があったのでしょう。。。

朝起きて、TVをつけて、どのチャンネルも(ドイツ語がわからないのですが)“オーサカ・コーベ”と言って“瓦礫の町並み”が映っていました。

“第二次大戦50周年”だし、ドイツも“敗戦国”だし、“戦争関連のフィルムを写しているのだ”と私は本気で思っていました。でもTVを見るうちに,映像がカラーだし、瓦礫の街だけど戦後の町並みでは無いし、???

でも何か妙に気になるな、、、と思い、部屋から実家に電話をして、母から“今朝、スゴイ地震があってな、、もう大変や!”と聞かされたのでした。

朝食レストランでお客様に関西で大地震があったことを説明し、全員に実家に電話をしてもらい、少なくとも私のツアーのお客さんの実家は無事であることが確認できたので、ツアーを続けることにしました。

行く先々で他社の添乗員と情報交換、中には当然御自分の実家が被害にあわれたお客様もいらっしゃって、即日本に帰りたいけど帰れないという方もたくさんおられたようでした。

ドライバーが、真っ二つに折れた高速道路で宙ずりになっていた観光バスの写真が載った新聞を持ってきて“テリブル・・・(ひどい)”と言って見せてくれたのを今でも強烈に覚えています。

最終パリから大阪に帰って来て、ツアーが終了したのはいいけれど、広島から参加の学生達は新幹線が動いてなかったのでその日に帰るに帰れず、全員私の実家に泊まってもらい、翌日の大阪ー広島の国内線で帰ってもらいました。
(新幹線が不通の分、臨時で飛行機が飛んでいました)
後日学生さん達から色紙をいただきまして、今でも実家に大切に残してます。

この時の学生さん達はもう30歳半ばなのですね、彼等もこのツアーの事、行く先々で入って来る地震のニュースを気にしながらツアーを続けた事等を思い出しているのでしょうか。。。。



実はロンドンにある“自然史博物館”で“阪神淡路大震災”の“揺れ”を体験する事ができます。イギリスには“地震”がありません。

で、博物館の地質学関連のコーナーにちょっとした小部屋がありまして、日本のコンビニの店内のようになっています。(その名も“カフェ・KOBE”)
そして壁のモニターTVに実際に阪神淡路大震災の時のあるコンビニの棚から商品が落ちてきたり、割れたりする映像が流れ、機械で部屋が揺れる仕組みになっています。

震災の時に日本に居なかったので、一度この“地震体験コーナー”に行って複雑な思いに駈られ、涙が出てきて一緒に体験コーナーにいた人から“Are you all right?”と言われました。



当時関西に住んでいた方なら、それぞれで色々な複雑な思いがおありかと思います。
改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。


コメント
この記事へのコメント
私はあの日エジプトのルクソールにいました。
今も忘れることの出来ないツアーのひとつです。
トルコ・エジプト・ギリシャのちょっと長めの3カ国周遊の途中。
ルクソールのホテルでは英語のニュースも見られず国際電話も回線が限られていてなかなか使えず情報孤立状態。お客様のなかには関西出身の方も含まれてたし(しかも一組は新婚旅行)、大阪の新しい空港(関空のこと)が沈没した、とか真偽のほどがわからないニュースは飛び交うし。。。
精神的にも体力的にもほんとうに大変なツアーでした。
あれからもう13年、か。
被害に遭った人たちには風化することがない年月なんだろうね。私も、忘れない。
2008/01/18(Fri) 09:03 | URL  | クバニータ #-[ 編集]
クバニータさんへ
そう!もう情報が混乱して、実は私も関空が沈んだ!とか聞いたわ。私も絶対に忘れられません。
2008/01/18(Fri) 23:19 | URL  | たまねこ #-[ 編集]
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